本事業では広く不特定からの寄付を募っておりません。
岡田 菜美
本事業では、京都市内のスタジオを拠点に制作を行い、制作と展示発表を連動させながら活動を展開します。これまで「時間」や「記憶」を主題に風景を描いてきましたが、本事業では、歴史や文化が現在の生活の中に自然に積層している京都という土地をリサーチし、作品へ反映させることを目指します。
京都では、日常的なフィールドワークを継続的に行うとともに、清水五条周辺の清水焼文化や地域に根差した陶芸表現について調査を行い、平面作品と陶器作品との接続を模索する予定です。また、陶器と平面作品を同一空間内でどのように提示するかについて、配置や視線動線、空間演出の観点から研究を進め、京都市内で継続的に展示発表を行うことを計画しております。
さらに、京都での展示空間や表現を発展させるため、必要に応じて他地域でのリサーチも実施予定です。具体的には、滋賀県立陶芸の森(信楽)、岐阜県現代陶芸美術館(多治見)、INAXライブミュージアム(常滑)、益子陶芸美術館および益子参考館(栃木県益子町)、佐賀県立九州陶磁文化館(有田)などを訪問し、現代陶芸における素材表現、展示構成、建築空間との関係性について調査を行います。
また、美術館や陶芸産地・窯業地域では、ペインターとしての立場から、表現手法の一つとして陶芸をどのように扱いうるかを検討し、先行事例や展示表現のリサーチを行う予定です。特に、素材や焼成によって生まれる質感やレイヤー構造を、自身がこれまで絵画で扱ってきた「時間」や「記憶」の積層表現と接続し、平面作品と立体作品を横断した表現として発展させることを目指しております。
こうした滞在制作や各地でのリサーチを通じて得られた知見を、最終的に京都での展示発表へ反映させるとともに、今後の制作活動へ繋がる基盤を築いていきます。
【展示会場】
anonymous studio KYOTO(京都市東山区五条橋東5丁目465番地)
【料金】
入場無料
【リサーチ・制作】
2026年6月~2027年3月
【展示】
2026年8月(第1回)(3週間程度)
11月(第2回)(同上)
2027年1月(第3回)(同上)
京都市を拠点に制作を行い、京都の歴史や文化が現在の生活の中に残る風景をリサーチしながら作品制作を行います。特に清水五条周辺の清水焼などの陶芸文化に着目し、地域の文化や作り手との交流を通じて、平面作品と陶芸表現を横断した新たな表現を模索します。
展示では、滞在を通じて得たリサーチや制作過程を反映させながら、空間全体を意識した発表を行います。また、来場者との対話やアーティストトークを通じて、地域との交流や文化的な発信へ繋げていきます。
本事業で得た経験を今後の創作活動へ発展させることで、継続的な文化芸術活動や地域との関係構築に寄与していきたいと考えております。
京都での滞在制作を通じて得られるリサーチや交流の経験を、今後の創作や企画展開へと発展させていきたいと考えています。特に、清水五条周辺の陶芸文化や地域の作り手との関わりを通じて得た視点を、平面作品だけでなく立体作品の制作にも繋げていくことを視野に入れています。また、京都という歴史や文化が現在の生活と共存する土地で継続的に制作・発表を行うことで、地域との関係性を深めながら、今後の活動へ活かしていきたいと考えています。



