みなさん、こんにちは。
いつもKyoto Art Donationを通じて京都の文化芸術を応援いただきありがとうございます。
Kyoto Art Donationでは、「今月のイチオシ!」と題して、
京都の文化芸術に関する事業の中から、毎月1つ、オススメ事業をご紹介していきます。
ぜひ事業の周知、情報拡散にご協力ください。
「日本映画発祥の地・京都」は、かつて「東洋のハリウッド」と呼ばれるほど映画文化が興隆し、多くの優れた時代劇をはじめとする日本映画とその作り手、支え手を生み出してきましたが、近年、京都での映画製作本数は大きく減少し、「映画のまち・京都」が培ってきた技術や文化の継承が危ぶまれる状況に直面しています。一方で、「日本映画を支えてきた撮影所があり、映画スタッフ・関係者が多く、また、シネコン、ミニシアターなどが市内各所にあり、映画館関係者も多い」、「古くからの映画ファンに加え、学生が多い学生・大学のまちであり、若年層から高齢者まで幅広く多様な映画ファンが多い」など、京都には「映画のまち」の特性が今も息づいています。
そこで京都市は、2022年に「京都映画賞」を創設し、京都の映画文化の振興と継承を図るため様々な取組を進めています。
<コンセプト>
① 映画を「見る人」の裾野を広げる
② 映画を「支える人」の仕事を広く伝える
③ 映画を「作る人」を次世代に繋ぐ
・市民を中心に全国の「京都」「映画」を愛する多くの人々のメンバーシップを形成する(「京都映画賞会員」)
・会員の投票で京都ゆかりの優れた映画を顕彰する(「作品賞」)
・映画製作の支え手(スタッフ)を顕彰し、その仕事内容にスポットを当てる(「優秀スタッフ賞」)
・次世代の映画の作り手をサポートする(「奨励賞」)
京都映画賞では「作品賞」と「優秀スタッフ賞」の2枠で映画文化を顕彰しています。そのうち、「作品賞」の投票は「京都映画賞会員」の皆さんによって行われます。この度、今年度の作品賞への投票を開始しますのでお知らせします。
■投票への参加方法
1. 「京都映画賞会員」に登録する。(無料)
こちらのページからご登録ください。
2.「作品賞」に投票する。
こちらのページから投票してください。
■投票要件
・お一人1回のみ、1作品をお選びください。
※ ノミネート作品等の詳細はこちらからご覧ください。
・投票期間は9月1日10:00~10月31日18:00
みなさんのご参加をお待ちしています!
日時 : 9月13日(土)、14日(日)19:00~21:30頃
場所 : 京都市京セラ美術館 京セラスクエア(本館前広場)
上映作品 : 『恍惚的眼前 / How to Find Your Comrade in a Trance?』(36分)
『ブルーピリオド』(1時間55分)
『侍タイムスリッパー』(2時間11分)
詳細はこちらのページをご覧ください。
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