みなさん、こんにちは。
いつもKyoto Art Donationを通じて京都の文化芸術を応援いただきありがとうございます。
Kyoto Art Donationでは、「今月のイチオシ!」と題して、
京都の文化芸術に関する事業の中から、毎月1つ、オススメ事業をご紹介していきます。
ぜひ事業の周知、情報拡散にご協力ください。
ロームシアター京都は、「京都会館」をリニューアルして新たに開館した劇場です。
来年2026年1月にリニューアル10周年を迎えることを記念して、この秋から、「10周年記念事業」として様々なプログラムが展開されます。
主な公演のチケット販売が今月7月から随時スタートしていきます。ぜひチェックしてみてください!
「つづきのはじまりはじまり」には、これまでの積み重ねと未来が交差する場、そして、みなさんと共に足を踏み入れ、織り成される次の「物語」への期待が込められています。
●主な公演
劇場の財産となる作品をプロデュースするシリーズ「レパートリーの創造」では、京都から世界へ才能を発信するプロジェクト<ホープス>が始動。若手演出家野村眞人・西田悠哉をアソシエイト・アーティストに迎え、それぞれの新作のクリエーションと旧作のリクリエーションが複数年に渡って行われます。
また、最前線のダンスプログラムが海外から続々とやってきます。8年振りの来日となるヴッパタール舞踊団がお届けするのは、2009年に急逝したピナ・バウシュによる最晩年の作品『Sweet Mambo』。さらに、ダミアン・ジャレ×名和晃平『Planet[wanderer]』、クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)『WAVES』と、世界で活躍する振付家と日本のアーティストによる注目のコラボレーションが続きます。
現在の社会課題に鋭く切り込む『燃える花嫁』、オペラ演出初挑戦となる杉原邦生を起用した歌劇『愛の妙薬』、岡田利規による能のフォーマットを応用した新作『未練の幽霊と怪物』など、これまで培ってきたロームシアター京都と全国の公共劇場等とのネットワークを活かした企画が揃う予定です。
各プログラムの詳細やチケット情報はこちらからご覧ください。
前川國男によるモダニズム建築の意匠をできる限り継承しながら、オペラ、バレエ、現代演劇、伝統芸能などの舞台芸術公演や、表彰式、講演会、国際学会等にも対応できる多目的ホールとして改修しました。京都府下唯一となる2,000席を有するメインホール、約700席のサウスホール、300平米の平土間空間(ブラックボックス)であるノースホールに加え、野外イベントも可能なローム・スクエア(中庭)、パークプラザと呼ばれる建物にブック&カフェ、レストランを有し「市民に憩いの場を提供する」事業を展開しています。
※なお、「ロームシアター京都」という名称は、京都市と市内に本社を置く半導体メーカー「ローム(株)」によるネーミングライツ(命名権)契約によるものです。
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今月ご紹介した「ロームシアター京都 10周年事業」をはじめとする京都の文化芸術の一部は、全国のみなさんからのご寄付で支えられています。
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